私がサロン起業で失敗した理由と学んだこと【起業失敗体験談】

みなさんは、田舎で小さなお店を起業すると決めたとき、サービスや商品とともに集客についても本気で考えていましたか?

「技術があれば自然に人は来る」
私は、初めて起業したサロン開業時はそう考えていていました

マンションの1室で看板はなく、ホームページもないサロンです。
もちろん集客できるはずはありません。

お金がつき食べることもできず、ガリガリに痩せ、お肌はかっさかさ。
情けなくてひもじい思いをしました。

そんな失敗経験から集客について独学で学び実践しました。

よい商品(サービス)が売れるのではなく、商品(サービス)の良さを伝える努力をした人が売れる。

失敗から学んだことです。

私がサロン起業で失敗した理由と、失敗から学び、実践し、効果のあった集客方法を紹介します。

目次

起業失敗、集客できなかった理由 「良い商品があれば人は買う」

当時のサロンです

27歳のときに3年務めたサロンをやめ整体師としてリラクゼーションサロンを立ち上げました

『サロンを自分ではじめれば、このお客さんたちが来店してさらに口コミで広がるはず!』

独立前に働いていた整体サロンでは指名が絶えず、独立開業して自分のサロンを持てば集客もできるし自分らしく働けると思いました。

当時のサロンの状況

  • 駅から徒歩6分のマンションの1室(3階)
  • 看板もない(出せない)
  • ホームページもない(口コミでくるので集客する必要はないと思っていた)

こんな条件でしたが、お客さんはきっと来るだろうと確信していました。

だって技術はある、接客も悪くない。
指名もばんばんあるし大丈夫!

技術があれば人はくる!

夢と希望に満ちたサロンオープンでした。

集客できず、すぐに経営不振に

何度か以前のサロンでのお客さんは来てくれるものの、それ以上の広がりはありません。
家賃や光熱費など固定費を払うのに精いっぱいになります。

すぐに貯蓄はなくなり、売り上げがなければ食べられず痩せてお肌はかさかさでした。
20代なのにボロボロだったんでうs。

もっとお腹いっぱい食べたい…
夢も希望もなく空腹と不安との闘いの日々。

今思い出しても、情けない時代です。

技術があっても、誰も私(サロン)の存在を知らなければ来てくれるわけがない…

空腹のなか、やっと現実に気づきました。

起業失敗から学んだこと、集客のための情報発信

待っていてはダメだ!できることをやろう

こんな隠れ家サロンで存在を知ってもらうには情報を発信すること!

私はここでこんなサービスをしています!ホームページ風ブログで情報発信はじめる

ホームページを作るお金はなかったので、fc2ブログでサロン情報をまとめたホームページ風ブログをはじめます

  • 私のプロフィール
  • サービスへの想い
  • サービスの内容
  • どんな人がどんなカラダの悩みがあってサロンを利用しているか

そんな内容をメインにブログで書きはじめました。
なんせヒマなので時間はたっぷりありました。

記事が増えるにつれ徐々にブログが検索にひっかかるようになり、その地域でサロンを探していた人に見られはじめます。

特にヒットしたのが[妊婦 整体] [妊娠中 マッサージ]というキーワード。
新規客の9割がマタニティさんでした。

妊婦さんの整体・リラクゼーションは需要がある。
そう気づいて普通の整体サロンからマタニティ専門サロンに切り替えます。

そこから集客についてもっと知りたくなり、独学でSEO対策や店のコンセプトの伝え方、ライティングについて知識を増やし、サロンのホームページはさまざまなキーワードで上位表示されるようになりました。

それに比例して予約は連日入り、情報発信のブログをはじめて1年後には予約が取れないサロンに成長。

看板もないサロンにこんなに人が来てくれるなんて!
集客のためにはじめた情報発信(ブログ)の効果に驚きました。

2018年ごろにgoogleの品質評価基準が変わりました。
YMYL(your money your life)と言われる健康とお金に関する記事は評価が厳しくなります。
当時は出産直後で休業中ということもあり対応できず、サロンホームページの検索順位はガクッと下がりました。

良い商品/サービスがあっても人は来ない。起業するなら情報発信で集客する

良い商品/サービスがあれば人は買う

私が起業失敗した理由は、こんな考えだったからです。

よい商品(サービス)が売れるのではなく、商品(サービス)の良さを伝える努力をした人の商品(サービス)が売れるんです。

私はサロン独立で起業失敗したことで、集客の大切さを身に染みて学びました

センスのよい店づくりや良い商品を作ることはもちろん大事です。
でも、せっかくの良い商品のこだわりも、素材の良さも、使い心地も伝えなければ伝わらないんです。

自分のサービスがなぜ買う価値があるのかを、どんどん伝えていきましょう。

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この記事を書いた人

2020年、大阪から丹波篠山に地方移住。
元自衛官の整体師、犬と鶏と酒をこよなく愛する3児の母です。
夫と古民家ゲストハウス開業準備中。

独身時代、サロン起業で集客を失敗し、集客、ホームページ作成、ライティングスキルを独学で習得。
スキルを利用して田舎の片隅にある飲食店の立ち上げ・広報を担当。閑散期も集客を実現させた経験があります。

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