2020年6月にはじめて鶏を飼育しはじめて、彼らの頭の良さや表情の豊かさを知りました。
鶏は考える生き物
- 先輩鶏の行動をまねる
- 餌をくれる人にはなつく
- 嬉しいときの鳴き方や表情が可愛い
- 暑いときは自分で涼しい場所を探す
- 砂浴びや日光浴、毛づくろいで体調管理
鶏は3歩あるいても忘れません。
記憶し、学習し、考える生き物です。
家畜のアニマルウェルフェア
アニマルウェルフェア(動物福祉)とは、動物愛護とは異なり、人間が動物を利用することは許容しています。
ただ動物が生きている間は、彼らの生活の質を上げましょうという考え。
アニマルウェルフェアの「五つの自由」
- 空腹と渇きからの自由
- 不快からの自由
- 痛み・損傷・疾病からの自由
- 恐怖と苦悩からの自由
- 正常行動発現の自由
わが家では、卵を目的に鶏を家畜として迎えました。
彼女らの表情をみていると、生き物として少しでもストレスなく育てたいという気持ちになります。
鶏のQOLを考えて飼育すれば、より美味しい卵を産んでくれる、というメリットもあります。
鶏飼育について、メリットデメリット
鶏飼育は毎日のお世話が大変ですが、それ以上にメリットが多いと感じます。
田舎暮らしをより豊かに、そして鶏たちとともに幸せに暮らすために、鶏飼育のメリットデメリットを知って飼育環境やお世話をしてあげましょう。
意外と大きい雌鶏の鳴き声。
ご近所との騒音トラブルにならないためにも、鶏を迎えるための飼育環境や周囲の理解を考えます。
また、こちらの記事では鶏を飼育して知った鶏の魅力をご紹介しています。
丸いフォルムの可愛い鶏たちの生態を知って、大切に育てれば長生きもします、美味しい卵も長く産んでくれますよ。
【まとめ】アニマルウェルフェアの考えを取り入れて鶏を幸せに育てる
鶏は卵の生産マシーンではありません。
草や虫をついばみ走り遊び羽ばたく。
陽の光を浴びて、砂浴びをして、気持ちよさそうにうたた寝する。
人と同じように心がある、彼ら彼女らができるだけストレスのない幸せな一生を。
養鶏業者ではなく、個人的に鶏を飼うときは、鶏の気持ちも考慮して大切に育ててほしいな、と願います。