サービス内容、メニュー、予約問い合わせ、アクセス etc…
ホームぺージを作ろうとしたとき、お店のどんな情報を載せればいいか悩みます。
まずは、ホームページを作る目的を見直しましょう。
ホームページを作る目的は、集客して購入/利用につなげること。
そのために大切なのは、主観的な視点だけでなく客観的な視点です。
店側が伝えたい情報に加えて、見る人側がほしい情報を想像しながら書きましょう。
- ホームページを見る人に何を伝えたいか
- ホームページを見る人がどんな情報を求めているか
初めてお店を利用する人にも分かるように、ホームページに情報をまとめて載せる。
その分かりやく見やすい情報の内容が、集客・購入につながます。
ホームページ作りは「デザイン」より「情報整理」が大切です。
最終的に目指すのは、ホームページを見て買わない理由をなくすことだと考えてください。
ホームページに載せる内容で集客力があがる理由

ホームページに載せる内容は、店側が伝えたい情報だけではありません。
- ホームページをみた人が知りたい内容は何なのか
- はじめてホームページを見た人にも店のサービス内容が分かるのか
できるだけリアルに想像してください。
初めてホームページを見る人がほしいお店の情報は何なのか考えて書き出します。
お店の情報提供の質=お店のサービスの質

- この店なら、初めて行ってもきっと親切に対応してくれるだろう
- この店を利用しても、嫌な気持ちにならないだろう
お店の情報が分かりやすく掲載されているホームページを作っている店に持つイメージです。
ホームページはお店の顔でもあります。
ホームページが親切であれば、お店の人もきっと親切!
初めてホームページを見た人の不安が解消できるように、お店の情報を伝える努力をしているからです。
【失敗する考え方】分かるだろう、伝わるだろう
ここまで書かなくても分かるだろう、伝わるだろう
その考えはキケンです!
なぜなら初めてホームぺージを見てくれる人は、お店の情報が全く分かっていないし、ホームページを隅々まで見るわけではないからです。
ここまで書いても伝わらないの!?と思うことは何度もあります。
ホームページに書いている内容も、ブログやSNSで繰り返し発信してようやく理解されることは多いです。
これでもか!というくらい繰り返し書く
一度では伝わらないけど、何度も発信すれば伝わります。
まずは同業他社ホームページをチェック

ホームページの内容を考えるときは、まず他社ホームページチェックがおすすめ。
- 情報の伝え方
- 画像の使い方
- ユーザーへのメッセージ
- プロフィール/会社情報の書き方
- ホームページの構成
- 商品/メニューの表示の仕方、内容
私は、新しいホームページを立ち上げる前に、飲食店なら飲食店、ゲストハウスならゲストハウスのホームページを20サイトほどチェックしました。
分かりやすいホームページ、商品の内容が伝わるホームページは、共通点があったんです。
特に人気店と言われる店のホームページは、集客力につながる秘密の宝庫ですよ。
ホームページ実例紹介
夫婦起業したゲストハウスのホームページです。
自社ウェブサイト、Instagramのみで集客し、1年目黒字営業の実績があります。(2025.9月より2年目)

こちらは立ち上げたばかりのホームページ、これからページ数を増やし情報を整理している途中です。
ホームページに必要な基本情報

基本情報サービス
- お店・会社の基本情報
- 名前・住所・電話番号・メール
- 営業時間や定休日
- 地図やアクセス方法
- 自己紹介や会社紹介
- どんな人が運営しているのか
- 経歴や想い
- サービスや商品の内容
- 何を提供しているのかを写真や文章で説明
- 料金やプランもわかりやすく
- お問い合わせ方法
- フォームやメール、電話番号
- 問い合わせやすい導線をつくる
- 最新情報(ブログやお知らせ)
- 更新があると安心感につながる
- 必須ではないが専門性が伝わり信頼性アップ
プラスすると効果的な情報
- SNSリンク(Instagram、Facebook、LINEなど)
- よくある質問(FAQ)
- お客様の声・事例紹介
階層分け
項目を書き出したら、階層に分けて情報を整理します。
power point、 EXCEL でも、このような形で簡単に作れます。

ホームページで意外にチェックされているページ

アクセス・駐車場案内
飲食店や販売店など、実店舗がある事業であれば、お店へのルート、目印になるもの、駐車場の場所や台数を掲載しましょう。
バイク駐輪場があるかないか、その場所がどこにあるかは大切な情報です。
初めて行く店に迷わずスムーズに到着したいという心理があるので、駐車場案内ページのアクセス数は多かったです。
- 最寄り駅から徒歩5分→最寄り駅西口を出て徒歩5分
- 駅からのルートを写真付きで説明
店側にとっては駐車場の場所は当たり前の情報で、説明が不足しがちです。
初めて利用する人にとって、そのちょっとした情報が安心材料になり、利用/購入につながります。
スタッフ紹介

- お店に入ったら、すごい怖い人が出てきたらどうしよう
- どんな人がこの商品を作っているの?
- 女性か男性か、年代も気になる
スタッフの顔写真はできるだけ載せます。
顔が見えない店より、どんな雰囲気の人が働いているかが見えれば、利用前の不安はなくなります。
不安の解消で、より安心して利用/来店という行動につながりますよ。
FAQ よくある質問
- 大人数で利用したいけど貸し切りできる?
- 予約は何日前から?キャンセル規定は?
- 子連れで利用してもいい?キッズチェアはある?
- 利用客はどんな年齢層・男女比は?
店舗紹介ページにある情報も、分かりにくいと思われる情報ならQ&Aページを作り紹介すると分かりやすく伝わります。
もし、自分が初めての店やサービスを利用するなら、どんなギモンがあるかをイメージしてQ&Aを書き出しましょう。
お客さまの声・口コミ

実際にお店を利用した人の声は、利用するかの決め手につながりやすいです。
- アンケートをとって写メまたはスキャナでデータ化して掲載する
- インスタやメールでもらったメッセージの一部を紹介する
お客さまの顔写真、〇〇市在住、お名前まで掲載できればより信頼性のある口コミになると言われています。
個人情報なので、私はそこまで載せないようにしています。
【まとめ】ホームページはデザイン性よりも情報の整理で分かりやすく伝える

- お店の情報提供の質=お店のサービスの質
- 他社ホームページを参考に内容を書き出す、整理する
- ホームページに載せる内容は、利用客の知りたいことを想像する
- アクセス、スタッフ紹介、お客さまの声、Q&Aは意外と大事
- ホームページを見て、最終的に利用しない理由がなくなるように情報を伝える
ホームページに何を書くか、はじめは分からないことだらけです。
頭の中を整理するためにも、まずは他社ホームページを参考に項目を書き出し、情報を整理する作業が必要です。
ホームページに載せる情報で、ユーザーの利用前のギモンや不安を解消します。
そして、この店を利用しない理由がなくなるのが最終目標。
初めてホームページを見る人にも伝わるホームページ作りを心がけましょう。
ホームページを作るタイミングは下記の記事で紹介しています。
