料理は見た目が8割と言われています。
美しい盛り付けやこだわりの味。
料理は自信がある!食べれば必ず満足してもらえる!
そうはいっても、まずはお店に足を運んでもらわないといけません。
- 過去に担当した飲食店広報で、料理写真を変えて集客数を伸ばした
- 夫婦起業した宿の食事写真をみて宿泊予約が増えた
飲食業と宿泊業、2つの業種でホームページやSNSに載せる料理写真で集客力は変わると実感しました。
スマホ撮影から一眼レフカメラにかえて調理写真を撮影してから、目に見えた集客の変化があったんです。
ちなみに私はカメラの知識は全くありませんので、一眼レフカメラの実力に頼った結果です。
初心者にオススメの一眼レフカメラと、集客力が上がる撮影方法を紹介します。
- 一眼レフカメラとスマホで料理撮影の違い
- 行きたくなる!食べたくなる!簡単、飲食店料理撮影のコツ
- 初心者おすすめ一眼レフカメラ
この記事では以上の3点についてご紹介します。
一眼レフ初心者でもコツさえおさえれば、集客力のある飲食店料理写真の撮影ができます。
飲食店の料理写真は一眼レフカメラがおすすめ
一眼レフカメラとスマホカメラの違い
- 画質の違い
- ボケ感の出しやすさ
- 逆光に強い
画質の違い


一眼レフカメラは、素人が撮影しても深味のある写真になるという印象。
料理の立体感、質感が肉眼で見る以上に表現され、美味しそう!が伝わる写真に仕上がります
ボケ感の出しやすさ

スマホでもボケ感は出ますが、一眼レフカメラだとボケてるところも画質が高く美しいボケ感が表現されています。
よりボケを出そうとズームにすると、スマホは画質が一気に悪くなります。
一眼レフカメラだと被写体はクリア、かつボケがしっかり出ます。
逆光に強い


スマホ撮影は逆光にすると、画面が暗くなりがちです。
一眼レフカメラは料理の質感を活かし、味のある表現になります。
料理撮影のポイント
自然光&逆光でシズル感を出す

照明よりも自然光で撮影します。
逆光、または斜め後ろ45度からの逆光撮影がおすすめ。
夏の日差しは強すぎて写真が影が暗くなりがちなので、窓際から離れる、薄いカーテンで光を遮るなど明るさを調節します。
ですから薄曇りの日のほうが撮影しやすいですよ。
しずる感とは
シズル感とは、食品広告で食欲や購買意欲を出すためのに食材の質感や鮮やかさを表現すること
語源は食材が焼かれるときの熱さや音を表現する英語の「sizzle」から
美味しそうな料理を見てじゅるっとヨダレが出る感じですね
逆光で撮影すると、このシズル感が上手く出ます。
結果的に料理写真を見た人が「美味しそう!この店に行ってみよう!」と思うわけです。
少しずつ角度を変える
縦、横、それぞれ少しずつ角度を変えて撮影します。
肉眼で見るのと出来上がった画像だと認少しズレが出る場合もあるので、同じ構図でもいろんな角度を試してみましょう。
10度角度が変わるだけで料理の違う部分が出てきて、一気に『美味しそう!』と思う写真が撮れます。
何枚も撮る
数打ちゃ当たるです。
角度を変えて撮影しながら、1つの角度で数枚~10枚は撮ります。
一つの写真に100枚くらい画像があることもあり、編集時の写真選びはとても面倒ですが、直観で『なんか違うな』という写真をどんどん削除します。
トーナメント方式で削除していくと、一番良い写真が残りますよ。
呼吸を止めてブレ予防
三脚を使えば画質は安定しますが、角度を少しずつ変えて撮りたいので三脚は使いません。
少し動くだけでブレてしまうので、私は呼吸を止めたり、肘をテーブルに乗せるなどして、できるだけブレないように撮影します。
写真の構図は人気店の料理写真を参考に


写真撮影する前は、同じ料理を検索し構図をチェックします。
ハンバーガー屋ならハンバーガー。
お寿司屋さんならお寿司を検索。
『これは美味しそう!』と感じる写真の盛り付けやお皿の並べ方、撮影の角度をマネします。
特に人気店と言われるお店の料理写真は、美味しそうに撮影して集客しています。
写真を見れば、その店が人気になる理由が分かるはずです。
完全に真似ることはできませんが、とても参考になるので、撮影前にぜひ他店の料理写真の構図をチェックしてください。
そのように人気店の料理写真をマネるうちに、撮影のコツやスキルが上がります。
動画で撮る
- 調理中の音で美味しさを想像させる
- いろんな角度から見れる
静止画で表現する以上に、動画はシズル感が伝わります。
湯気を撮る


湯気が撮れる条件
- 斜め後ろ45度の自然光
- 暗めの壁
- 熱々の料理
この3つの条件で、湯気がなくならないうちにささっと撮影します。
汁物であればレンジでチンして撮影場所までフタをします。
火が入りすぎると見た目が変わる料理は、この方法はNGです。
時間との勝負で決まる湯気撮影。
湯気が演出できれば、さらにシズル感が表現されます。
和食の基本、5色を取り入れる

白、黒、黄、赤、青(緑)
和食の基本色として、この5つの色をお皿に入れることを意識しています。
見た目の調和や、味・栄養バランス、四季を表現できると言われているからです。
緑が足りないときは、飾り葉を使います。
その他、お皿や横に置くお箸の色を変えて足りない色を表現することも可能です。
食べたときの味のバランスも色で伝わる料理写真になりますよ。
【初心者おすすめ】料理撮影用、一眼レフ

- 初心者 一眼レフカメラ
- 料理 カメラ
などのキーワードで1か月以上かけて検索し悩んだ結果、ニコンZ-fcを購入しました。
料理撮影で役立つのが、ニコンZ-fcにもあるバリアングル式画像モニター。
どんな角度で撮影しても、画面が確認できるので写真の仕上がり具合が良く分かります。
また、実際に使ってみた感想は、初心者にも操作が分かりやすく持ちやすいので、料理写真の撮影が苦になりません。
なによりデザインがレトロで、持っているだけでテンションが上がる、こじゃれたカメラ。
『どこのカメラですか?』とよく聞かれます。
一眼レフといえど、一眼レフカメラ初心者の私はオート一択。常にオートモードで撮影しています。
オートモードはカメラがいちばん良い状態を選択してくれるので、オートで十分だと感じています。
カメラの機能に感謝しつつ、なれないうちはAUTO撮影がオススメ。
撮影に慣れてきたら、いろいろなモードでの撮影に挑戦してみてください。
【まとめ】食べたくなる!行きたくなる料理撮影は初心者でもできる

- 料理写真はシズル感を表現!
- 自然光&逆光で撮影(斜め後ろ45度がおすすめ)
- 角度を変えて多めに撮影
- 動画も活用
- 構図は人気店から学ぶ
- 5色を取り入れる
今回は、一眼レフカメラニコンZ-fcをおすすめしましたが、もちろん他の一眼レフカメラも検討してください。
一眼レフカメラを使っている人に聞くのが、いちばんの近道。
リアルな声が聞けて安心してカメラを購入できるからです。
一眼レフカメラ初心者でもカメラの機能に頼れば、シズル感あふれる『美味しそう』が伝わる写真が撮れます。
そして、美味しく撮れる角度や構図、撮影場所のコツが見つかりますよ。
料理は見た目が8割です!
飲食店は料理撮影に力を入れて、集客力を上げていきましょう。