ウッドバーニング・・WOOD(木)BURNING(焼く)
ウッドバーニングとは、木製の素材に電熱ペンなどを使って絵や文字を焼きつけながら描く技法です。
電熱ペンで木の表面を焦がしながら、デザインした図や文字の絵柄を付けていきます。
とても味があってオリジナルな看板が簡単に出来上がるので、おすすめな看板製作方法です。
例えばウェルカムボード、トイレサインなど、小さなサインボード(看板)であれば1時間程度で完成します。
小さなサインボード(看板)は、購入すると意外と高いんですよね。
起業前の時間があるうちに、こういった小さい看板は作って準備しておくと節約につながります。
今後またなにか看板が必要になったときに、ささっと作れて便利ですよ。
看板の役割についてはコチラの記事で紹介しています。
用意するもの
- 素材(木材)
- 電熱ペン
- トレース用カーボン紙(100均)
- 仕上げ材・・水性ニス・蜜蝋ワックスなど
素材
ホームセンターで売っていますが、田舎なら落ちている木材もあるので活用してみてはいかがですか?
木の切れ端、流木なども自然な表現ができます。
ただ、木目がぼこぼこだと焼きにくいので、表面はつるっとしている木材のほうが仕上げがしやすいです。
電熱ペン
はじめははんだごてを使っていましたが、時間がかかりすぎるしきれいに仕上がらなくて困りました。
ウッドバーニング専用のこちらの電熱ペンを購入、制作のストレスは本当になくなりました。
広い部分は平面のペン先が便利です。
1000円程度なので、時間削減になり費用対効果を考えるとオススメ。
カーボン紙
カーボン紙は100均で購入できます。
仕上げ材
木を燃やしているので燃やした部分が薄くならないよう、表面を保護する水性ニスや木工用蜜蠟ワックスを塗ることもあります。
仕上げなしでも大丈夫で す。
ウッドバーニングのやり方
トイレサインを作りたいときは、『トイレサイン』『トイレ 看板』などで画像検索します。
著作権があるので、このまま使うことはできませんが、気に入った画像を参考にイラストを描いてもいいし、パソコンで画像を作成します。
私は画像編集はCanvaを使っています。
素材で、『トイレ アイコン』などと検索し画像を使用します。
カーボン紙を使い、デザインを木材に転写します。
鉛筆で直接デザインを描いていっても良いです。
焼き方のコツ
縁取りを細い部分で焼いて、中を塗りつぶすように仕上げる。
押し付けるように焼くと表面がぼこぼこになるので、電熱ペンは軽く置いてゆっくり動かすとキレイに出来上がる。
こちらは仕上げに柿渋を塗りました。
水で2倍に薄めて1回塗りです。
柿渋は経年変化でもう少し木材が暗くなるので、塗りすぎないように注意します。
水性ニスや木工用蜜蠟ワックスも仕上げ材になります。
屋内なら仕上げ材なしでも大丈夫です、必要に応じて使用しましょう。
【まとめ】ウッドバーニングで小さな看板を簡単作成
- 用意するものは木材、電熱ペン、カーボン紙、仕上げ材(必要なら)
- デザインは画像検索でアイデアを参考に
- 電熱ペンは力を入れず、表面に置いてゆっくり動かす
ウッドバーニングは、始める前は『難しいかな~』と思っていましたが、1度やってみると簡単、楽しい!
準備するもの、焼き方のコツさえ押さえておけば、それほど技術は必要ではありません。
初心者でも、すぐにできるようになりますよ。
木が燃えるニオイに包まれながら、他のことを忘れ作業に集中。
自分で看板が作れる小さな喜びもあって、結構楽しい時間でした。
みなさんもぜひ、オリジナルのウッドバーニング看板作りに挑戦してみてください。