起業しようと決めたけど一体なにから準備すればいいのか
はじめて田舎で起業するときは分からないことが多すぎて悩みます。
- 実例から学ぶ、田舎起業と集客の考え方
- 開業前にしておきたい準備あれこれ
- ホームページの作り方
田舎でお店をオープンして集客、開業前からできる準備をステップにしてまとめました。
初めての起業は不安があって当たりまえ。
オープン準備も順序だてて取り組めば気持ちはもっと軽くなります。
田舎起業のメリットデメリット
田舎と都会、どちらで起業してもメリットデメリットがあります。
そして、人が多い場所も少ない場所も、集客する努力はどちらも重要です!

起業前の不安の原因と解消法
起業がうまくいく保証はどこにもありません。
お金も時間もかけて、お店を始める前の不安は大きく、押しつぶされそうになることも。
不安を感じる原因を知って、不安とうまく付き合いながら行動します。

開業前に集客準備をするべき理由
【失敗談】開業前からお客さまにお店の存在/サービスを知ってもらう重要性
- 良い商品があれば売れる
- 技術があれば人は来る
初めての起業、サロン経営はそんな風に受け身の考え方をしていたため、集客がうまくいかず、貧しく情けない経験をしました。
よい商品(サービス)が売れるのではなく、商品(サービス)の良さを伝える努力をした人の商品(サービス)が売れる。
集客を甘く考えていた経験から、開業前からはじめる情報発信で集客する大切さを学びました。

集客のためのホームページ作りがオープンしてからでは遅い理由
ホームページはお店の情報を整理し、発信する重要なツール。
いつ作って公開するか、集客に効果的なタイミングを逃さないようにしましょう。
お店がオープンしてからホームページを作ればいいか!
それでは遅いです。
ホームページ作成期間 + 公開から検索にひっかかり始める期間
これらを考えて、最低でもオープン半年前にはホームページ作成を始めるスケジュールで動きます。
私はゲストハウス開業を決めた1年前から始めて、オープン3か月前にホームページ公開。集客に役立ちました。

初心者がおさえたい開業前の集客5ステップ

①サービスのターゲットを決める
- どんな人にお店に来てほしいか
- どんな人にサービスを利用してほしいか
初めてお店をするときは、多くの人を対象としたほうが売れると思いがち。
でも、みんなに向けた情報発信(メッセージ)は結局だれにも刺さりません。
サービスのターゲットをできるだけ絞り、その悩みを具体的に想像します。
その悩みを解決するサービスについての発信が集客につながるからです。

人が動くときの心理を知るのも大切。
1.快楽を得る、2.苦痛から逃れる。この2つが行動するときの原動力になります。

②助成金申請のための事業計画書を書く
各市町村、都道府県、国。それぞれ起業する人に向けて助成金(支援金)があります。
使わない手はない。
ターゲットがしっかり設定できていれば、事業計画書も書きやすくなります。
ゲストハウスオープン前に県と市の助成金申請に採択された事業計画書実例を紹介しています。

③オンラインでの集客準備
- Googleビジネスプロフィールの登録(Googleマップに表示される)
- InstagramやXでオープン前から発信
- ホームページやブログで情報発信
SNSとホームページ、それぞれの役割を理解してどちらも運用するのがオススメです。

④オフラインでの集客準備
- チラシやショップカードの配布
- プレオープンや内覧会で知ってもらう
地域に根付いたサービスなら、オフラインでの集客準備も大切です。
実体験としてポスティングも効果は低いですが、チラシをみてきてくれる人もいます。
きっかけはどんなことでも、お店の存在を知ってもらう行動は地道に続けます。
オンラインもオフラインも顔が見えるサービスを心がけましょう。
⑤オープン後も情報発信、お客さまの声を充実
- SNSで来店報告をシェアしてもらう工夫
- ホームページにてお客さまの声を掲載
『インスタのフォロワーさんの紹介記事を見てきました。』
お店を実際に利用した感想や画像から、行ってみたい!という気持ちが起こりやすいです。
ホームページにのせる情報は、お客さまが知りたいことを想像してまとめます。
お店の情報が見やすいと、店の信頼度が高くなり集客につながります。

【まとめ】開業前の準備、失敗しないためのポイント

- すべてを完璧にしようとせず優先順位を決める
- 開業後も改善しながら集客を続ける
- お客様の声を取り入れてサービスの改善や工夫をする
開業前にやるべきことは多いです。
『あれもこれもやらなきゃ!』と考えていると、焦り不安になり自信をなくしがち。(私はそうでした。)
頭の中を整理するためにも、開業までにいつ誰がどうやってやるかを時間軸にそって書き出しておきましょう。
今やるべきことが見えるので、ぐちゃぐちゃだった気持ちが落ち着き平常心で取り組めますよ。
開業間のやるべきことは、準備段階で完璧である必要はありません。
たとえばホームページも、必要最低限の情報をまとめて公開しておきます。
お店オープン後に、お客さまから問い合わせがあったことを『FAQよくある質問』に追加していく。
そうしてホームページの内容を充実させ、検索にひっかかりやすく、見た人が信頼を感じるホームページに成長させていきます。
今回、紹介した開業前の基本ステップは、飲食店やゲストハウスなど新しい事業を始める前に実践し集客効果があったもものです。
開業前から始める集客準備は順序だてて取り組めば、初めての起業でも結果があるはずです。
ぜひ参考にしてください。