文章は特別な人だけが書ける技術だと思っていませんか?
大丈夫!
日本語か話せるなら文章は書けます。
起業して事業を軌道にのせるには、集客のための情報発信が大切。
情報発信=書くこと。
文章を書くのは、起業するために必要なスキルの1つですが、多くの人が自分には文章が書けない、書くのが苦手だと思いがち。
「書けない」と考えてしまう原因と、その解決法は意外とシンプルです。
だから、ブログを書いたりSNSで発信するなんてわたしには無理!とあきらめないでください。
なぜ文章が書けないと思うのか?その原因と解決法

文章が書けないと悩む人の多くが完璧でなければいけないと思い込んでいます。
完璧な文章を目指して、ガチガチに考えていると、いつまでたっても文章を書けません。
なぜ人は完璧を目指してしまうのかを考えてみましょう。
原因①うまく文章を書こうとする
- 下手な文章ははずかしい
- 上手く書けないと人に見せられないと思っている
下手な文章は書いてはいけないと思っていると、文章を書くのが怖くなります。
解決法
『下手な文章でもOK』と考えましょう。
上手下手というより、何が言いたいか伝わらない文章になるなら記事を見直します。
その記事で伝えたい『結論』しっかり設定しましょう。
原因②文法は正確に書かないといけない
正しい日本語、正しい文法、正しい表現で文章を書かなければいけない。
これも文章を書くのが怖くなる原因です。
解決法
文法は気にせず書きましょう。
私は正しい日本語や文法、表現は気にしていませんが、5W1Hは意識しています
who(誰が),what(何を),when(いつ),where(どこで),why(なぜ),how(どのように)
この順番はめちゃくちゃでもOKです。
5W1Hのいずれかが必要なくても伝わるなら省きます。
正しい文章より、『伝わるか』を意識します。
初めてあなたの文章を見る人にも、この文章が何を言いたいかが分かることが何より大切です。
原因③文章は難しく書いたほうがいい
文章を書くときに、むつかしい漢字や表現を使ったほうが文章らしいと考えがちです。
むつかしい表現の文章を読んでいると、その意味をいちいち考えることが苦痛になり、そっとページを閉じます。
解決法
最後まで読んでもらうためには、できるだけ簡単な言い回しを選んで使います。
小学生でも分かるくらい、かみ砕いて書くことで伝わることもあります。
専門用語も一部の人にしか伝わらないので、できるだけ使わないようにします。
原因④批判が怖い
あなたが公開した文章に、批判や反対意見があったらどうしようと思うと怖くて書けない。
私もいつも怖いです。
ですが、誰かを陥れたり傷つけるような内容でなければ批判はきません。
解決法
批判は嫉妬の裏返しだと思ってください。
もし批判的な意見をうけても大丈夫です。
ヒマなんだなぁ、何もしない人なんだなぁ、と思うと楽ですよ。
原因⑤多くの人にうける文章を書きたい
万人受けする文章、できるだけ多くの人に共感される文章を書かないと読んでもらえない。
そう思っていると、何をかけばいいか内容も結論もぼやけてしまいます。
解決法
まずは誰か一人に向けてメッセージを届けるように書いてみましょう。
記事は誰に向けたメッセージなのか、できるだけ細かく想像して書きましょう。
年齢、住んでいる地域、学歴、趣味、好み、家族、ペット、通勤方法、出身地、考え方などです。

起業前にターゲット設定をしました。
そのターゲットの悩みを考え、悩みを解決するためのメッセージです。
あなたが書いた文章に1人でも共感する人や役立った人がいれば、その文章はあなたにとっても共感した人にとっても宝物です。
原因⑥いいね!反応がないことが怖い
いきなりバズろうとしていませんか?私はそうでした!
『原因⑤多くの人に受ける文章を書きたい』と思うのは多くの反応がほしいからです。
批判は怖いけど反応(賞賛)がほしい。
だからできるだけ多くの人に受ける、上手い文章を書きたいと思ってしまいます。
誰だってほめられたい。
でも、いいね!を求めて文章を書こうとすると、書くこと自体が怖くなってしまいます。
解決法
反応がなくても地道に文章を書き、発信していけば、そのメッセージはいつか届きます。
私は、ホームページを公開して検索にひっかかるまで数か月。誰にも見られないことに焦り、自信をなくしていました。
文章を書くことも事業を続けることも、諦めない気持ちが必要です。
原因⑦話すのと文章を書くのは違うはずだ
話せているのに文章は書けないと思っていませんか?
日本語が話せるなら文章は書けます。
話すときに文法を考えて話していますか?
『原因②文法は正確に書かないといけない』で説明したように、文章になると正しい日本語で書かなければという思いこみが生まれます。
解決法
文章を書くときは、むつかしい言葉は使わず、人に語りかけるように書いてみることからはじめましょう。
誰がどうするか、なぜ、どこで、だれと。
文法は正しくなくても、5W1Hを意識しながら日ごろから話すと、伝わる書き方の練習にもつながります。
“書けない”を解決するシンプルな考え方

これまでに紹介した文章が書けないと思い込む原因は以下の通り
- 原因①うまく文章を書こうとする
- 原因②文法は正確に書かないといけない
- 原因③文章は難しく書いたほうがいい
- 原因④批判が怖い
- 原因⑤多くの人にうける文章を書きたい
- 原因⑥いいね!反応がないことが怖い
- 原因⑦話すのと文章を書くのは違うはずだ
すべては『完璧でないといけない』という気持ちから生まれています。
完璧を目指さない
“文章が書けない”を解決する方法は、完璧でなくてもOKだと考えること。とてもシンプルなんです。
完璧を目指さず短い文章から練習する
いきなり1000字、2000字を書こうとせず、まずは1行2行のメモ書き程度から書いてみましょう。
高い山を登る前に、低い山を登る訓練と同じです。
ハードルを下げてできそうなことから取り組んでみましょう。
【まとめ】文章を書くことは伝えること、完璧でなくてもOK!

- 上手く書きたい→下手でもOK
- 正確な文法でないとダメ→文法は正しくなくても伝わればOK
- むつかしく書かないといけない→簡単な表現でかく
- 全員に伝えたい→誰に向けた記事なのか絞りこむ
- 賞賛されたい→反応がなくてもOK
- 文章は話し言葉とは違う→だれかに語りかけるように書く
下手な文章を書いたとしても死なない!
極論ですが、私はその考え方でやっています。
まずは書き始めることです。
10記事、30記事、50記事と書くうちに、文章の流れができ伝えるスキルが上がってきます。
ランニングのトレーニングと一緒だと思ってください。
- 失敗が怖い
- 完璧でないといけない
この考え方が文章を書けなくなる大きな原因の1つ。
文章を書けない原因とその解決になる書ける考え方を紹介しました。
書けないのは才能ではなく考え方の問題です。
苦手でも大丈夫。だれも完璧ではありません。
完璧を目指さず、伝えることを楽しめるようになると良いですね。